風林火山 第21回 消えた姫 感想

今回は「男!な村上義清」と「サロメな由布姫」なお話でした。

武田が刻々と信濃全土の脅威となっていくなか、村上義清は信濃守護の小笠原家をひっぱりだそうと大演説(これが格好良かったv)。
見事「小笠原長時」を立ち上がらせる事に成功しました。
尻の重い『名家』の御曹司を立たせるのは面倒くさい。と呟きながら帰って行く様もまた格好良い。

一言で言ったら男っぷりが良い。私が男だったらこういう男に惚れるでしょうね。
これから上田原の合戦まで、どんどん格好良くなっていくのでしょうねv先が楽しみですvv

さてさて、由布姫ですが先週に引き続き三条の方に甘酒を進めていました(妊婦にアルコールはいけませんよ)。
三条の方の乳母(萩野さん)が酒を飲み干したとたんに由布姫の感情の箍が切れて大爆発。
「三条の方は優しさでもって自分を懐柔しようとしている。
三条の方は本心で自分を憎んでいる。
三条の方は心の奥で自分を蔑んでいる。
御館様も同じだ。」

あまりの爆発の激しさに一同唖然。
運悪くそれを聞いてしまった御館様も吃驚!

話はあっという間に館中に広まり、由布姫は大井夫人にお説教を喰らうのでした。

由布姫の爆発の内容は、そのほとんどが由布姫が相手に対して考えていることなんですよね。いわゆる思い込み。
「由布姫が三条の方を嫉妬しているから、三条の方も由布姫に嫉妬している。」
「御館様は武田家と諏訪のためだけに自分に優しくするのだ。だから自分を好いているわけではないのだ。だったら自分も御館様を好きになったりするものか。」
こんな感じですかね~~。

周囲の人間(特に三条の方や大井夫人)は「意固地になるのをやめなさい。貴方も武田家の人間になったのだから。」
と諭すのですが、怒りと困惑と不安の真っ只中にいる由布姫には届かない。口を開けは恨み言しか出てこないのだから、黙って泣くしか方法がない。

そんな自分の態度が家中の評判を落としているとは知らない由布姫は御館様が自分を諏訪に帰すと知ってますますパニックに陥るわけですね。
で、
「自分は嫌われたから諏訪に帰されたんだ。ああ、本当は好きだったのに!そんなに自分の顔も見たくないのか、そんなに三条の方がお好きなのか、それならいっそ殺してやる。殺して首だけにしたら、もう私の事しか見る事はできないでしょう。」
という極論に辿り着いて侍女を身代わりに諏訪を脱走。
(言うことを聞かざるを得なかった侍女が可哀想)
しかし、か弱い女の足です。あっという間に寒さに凍えて動けなくなってしまうのでした。

いや~~~、すごい人ですね。「サロメ」を思い出しましたよ。
風林火山の大多数の登場人物が「家」や「名」や「社会」を一番と考えている中でただ一人「自分」が一番大事な彼女。
でも、その「自分」も由布姫自身が作り上げた自我ではなく、周囲に「こうなって欲しい」と躾けられたモノなんですよね。

諏訪の一族として武田を恨み続けなければならない。
武田の側室として御館様を愛さなければならない。
周囲から正反対の期待を押し付けられた形になった彼女。
その狭間でゆれてゆれて、疲れて最終的な決断を勘介に任せてしまった彼女。

この時代の女性の常識ってどんなんだったのかな。調べて無いから何も言えないけど・・・。
人間には、どんな価値観の中に放り出されても立っていられるだけの自我が必要なのだなあ。

由布姫について語っていたら長くなりました。
とりあえず、これで由布姫の物語も決着ついたのでしょう。多分。

勘介の物語は御館様に仕官することで一度決着がついた。
由布姫の物語は御館様の愛情を受けることで決着がついた。
次は誰の物語になるのだろう。

久しぶりの更新

長野原合戦の事をHPにUPしました。
昔からやってみたかった地形図作りに挑戦しました。

使用ソフトは「カシミール3D」
地形情報は国土地理院発行の数値図です。

国土地理院の数値図を使用した画像をHPに載せる時は以下の決まりがあります。

引用 カシミール3Dのホームページ(http://www.kashmir3d.com/)

「Q:カシミール3Dで作成した地図や画像は自由に使えますか?
A:基本的にはご自由にお使いいただけます。
 カシミール3Dで作成した画像の使用に関しては、画像の作成にカシミール3Dを使用したことを明記して下さればOKです。
 また、商用利用の場合はカシミール3Dで作成した旨とホームページアドレス(http://www.kashmir3d.com/)をどこかに明記してください。画像の中である必要はありません。
 ただし、下記の地図を使用する場合は、別途、国土交通省国土地理院の承認が必要となります。


カシミール解説本(入門、GPS応用編、パーフェクトマスター編、3冊セット付録、図解実例集、山歩き、鉄道ルート)付属の地図

山旅倶楽部

スカイビュースケープ

国土地理院の各種数値地図

日本高密メッシュ標高


 上記地図をHPでご使用の場合で、1ページあたり3枚を超える場合は下記の書式と方法で国土地理院に使用承認を申請して下さい。
 http://www.gsi.go.jp/LAW/2930/index.html

 また、3枚以内であっても地図そのものが主要なコンテンツとなるページであれば承認が必要です。」

今回の当HP内における画像の使用は「文章の理解を助ける(主要コンテンツは文章である)ために1ページに一枚画像を表示した」ので、国土地理院に承認申請をしておりません。

問題が起きた場合は、画像を即時に撤去し国土地理院に正式に承認手続きを行います。

風林火山 第20回 軍師誕生 感想

今回は「相木さんお久しぶりです。」の回でした。

勘介の調略により寝返った相木さんのおかげで長久保城はあっさりと落ちました。
相木「武田の総攻めは間も無くかと。」
大井「・・・」
のシーンは信頼から疑惑、確信までの流れがとても上手に表現されていて、見ていてぞくぞくしました。
こうまで鮮やかに裏切りが実行されると思わず感嘆の溜息をつきたくなります。


武田家の軍議のシーンで、山本勘介を軍師にと推薦する諸角さん。
それを見て苦い顔をする甘利さんに嬉しくなりました。
先週勘介を認めて褒めた甘利さんですが、勘介が出世するのは嬉しくないのですね!
しかも、勘介に用意された地位が軍師です。もしも信虎さんが追放されなければ甘利さんが手に入れていた地位です。
譜代の自分が手にいれ損ねた地位をぽっと出の怪しい男に奪われる。
それは面白く無いでしょう。

自分が嫌いな相手でも、実力があれば認める事ができるというのは素晴らしい。己が一流でなければ出来ない所業です。
でも、認めたからと言って好きになれるのかと言われたらそれは別問題なのです。
人間、嫌いなものは嫌いなんですよね。
こういう甘利さんの葛藤が今後どのように発露するのか楽しみです。
(個人的には「お前は嫌いだけど、お前じゃないと戦に勝てぬ」という関係になってくれると非常に嬉しいです。)

話は変わって由布姫をなぐさめに三条の方が扇をお土産に訪ねていらっしゃいました。
「貴方も御館様を好いているのですから素直におなりなさい。」
と優しく諭す三条の方に対し、己の感情の変化にとまどう由布姫は攻撃をしかけます。
己の心の動揺を優しい人にぶつけまくる由布姫はまるで思春期の女の子を思わせます。
それを頑張って受け止めようとしている三条の方がいつか疲れてしまわないかとハラハラします。

番組の最後で三条の方に甘酒を進める由布姫のシーンは大河ドラマ「武田信玄」で三条の方が湖衣姫に団子を進めるシーンと一緒ですね。
「本当に私を信頼しているというならば、食べて見なさい。ほおら、毒など入れてはいませんよ。」

「武田信玄」では裏方の戦い!と言った話の流れだったのですが、「風林火山」では由布姫の八つ当たりに見えてしまいます。
三条の方様がストレスで倒れないことを祈っています。

幸隆公が久しぶりの登場ですvしかも山伏姿vvv
眼福でございましたvvv
奥さんの忍女さんもちょっとだけ登場v相変わらずのいい奥さんですvv
そして、ちらっとだけ登場した真田家の長男次男!
可愛かったvvv
やはり真田家はいいですねえvvvv

今後、勘介がどのように幸隆公を口説くのか・・・。
その口で「恨みを捨ててくだされ」とか言ったら、私はこのドラマを見るのをやめるかもしれません。
どんな展開になるのかな???

風林火山 第19回 呪の笛

駆け足で16回から18回まで見ました。
いろいろと感想はあるのですがとりあえず、

三条の方がお可愛らしい。
晴信が側室を持つということを受け入れようと奮闘し、正室として裏方を回して行こうと頑張っている姿が素敵です。こんな素敵な奥方を泣かしたらいけませんよ!

それに対して由布姫の考え方は現代人っぽいですね。
「諏訪家の名はどこまでもついてくるのか。」
「自分は政の道具なのか。」
という台詞から彼女が諏訪家で一人の女の子として扱われていた事が伺えます。姫としての重責がすっぽりと抜け落ちた状況で育ったのかもしれません。

大井婦人やねねさんの晴信に対する態度も言いたい事はあるのですが、結局信虎さん語りになりそうなので止めておきます。
一つの家族が歪んだ原因を一個人のみに求めてしまうのは私の悪いクセですね。

諏訪頼重さんと勘介の会話もいろいろ考えさせられました。
「ずるくなければ生き残れないが自分は父として大祝としてそのような生き方はできない」か・・・。
(諏訪さんが先に裏切ったことはおいといて)まず生き残らなければならない時代に領主として、神官として、父として、ふさわしい生き方を示さなければならない。
難しい課題です。晴信はこれからこの課題をこなさなければならないのですね。

前回の甘利さんの行動に驚きました。
晴信を、ひいては武田家を守るために
「己の意見が通らないのなら通る状況を作る!」
と体をはった所がすごい。しかも、晴信が己を処罰できないように考えていた所もすごい(由布姫が自害すればそれで良し。由布姫が甘利さんを傷つけたら罪は由布姫にある)。
もしも晴信が甘利さんを処罰するような事になったら武田家はまた割れますからね。甘利さんはすごいなあ。

今回は久しぶりに小山田氏の嫌味が復活していて嬉しかったです。
そして、来週は山伏姿の幸隆公が登場ですv楽しみ楽しみv

純米吟醸 真田忍びv

九度山町にて購入した「純米吟醸 真田忍び」を飲みましたv

真田忍び

つまみは義母特製の鯖寿司ですv
油がのってうまいことうまいことv

真田忍びのほうは、流石に吟醸酒です。
お酒にクセがまったくありません。
アルコール特有の苦味が少なく、さらさらとした軽い口当たりで楽に飲めるお酒でした。

このお酒を飲む事で、忍者のような強靭な肉体を手に入れられたらいいのにな。

昌幸公 神様になる 其の三

いよいよ昌幸公が神様となります。

信濃史料叢書第15巻 徳化太平記より訳
***************
九度山には真田屋敷がありました。屋敷の西には昌幸公の廟所がありました。
昌幸公の廟所には高さ三尺(約90cm)の碑が高さ二尺(約60cm)の石垣の上に乗っており、さらに七尺(約210cm)の玉垣(神聖な場所の周囲にめぐらした垣)に囲まれておりました。

廟所の後ろには、昌幸公が自ら植えられたと伝わる松の大木がありました。

大阪の陣が終結した後に、真田屋敷と庵室は火事で悉く失われてしまいました。しばらくして真田屋敷の跡地は角兵衛という者の持ち物となりました。

角兵衛は所々に畑を切り開いた後に、自分の家もここに移そうと計画をたてました。すると、突然胸が痛み出し倒れてしまいました。

すると角兵衛の夢の中に昔の姿をした昌幸公が現れました。
馬上に凛として現れた昌幸公は甲冑を身に着け弓矢を湧きに挟み、はたと冷淡な目つきでにらみました。
原文 馬上りんりんとしてはたと白眼れければ
白眼=(中国の故事から)冷淡な目つき・横目で冷たくにらむ目つき

夢でありながら、角兵衛は恐れわななき平伏して昌幸公に申し上げました。
「拙者の住居をお屋敷へ移そうとした事をお怒りの事と思われます。このような事は絶対に致しません。その上で貴方様をこの土地の地主権現として崇め奉りましょう。」


こうして夢から覚めた角兵衛は昌幸公を大いに恐れ早速御殿を建てて地主権現として奉りました。

*********************


「りんりん」と現れる昌幸公(微笑)

昔昔の九度山町で、疫病やら事故やらで人死にが何度かあったのでしょう。最終的にそれらの言い伝えを昌幸公の祟りと結びつけて昔語りが完成したのでしょうね。

昌幸公 神様になる 其の二

二番目の逸話です。

信濃史料叢書 第15巻 滋野世記より訳
*************

昌幸公が九度山にお住みになられていた頃、川で狩をなさりました。
その場所は「真田淵」と呼ばれ今ではこの場所で狩をする人はいません。

昌幸公の墓所には大木がありました。近所の者がこの木を切ると村中に疫病が流行り、木を切った者は残らず死にました。
そのために近所の者共は大変に恐れて新しく木を植えて氏神のように崇敬しました。

子供でも大人でもこの木に願うと病気が治ると言い伝わっております。

*************

ここで神格化されているのは木であって、まだ昌幸公は神様になっていません。
所で昌幸公。川で釣りをするんじゃないんですね。
川で狩りなんですね。
思わず槍を片手に岩魚を狙う昌幸公を想像してしまいました(笑)
それとも、川で水を飲みに来た動物を狙っていたのかしら??
それとも、当時は釣のことを狩りと言っていたのかしら??

昌幸公神様になる 其の一

昌幸公が九度山町にて神様になった由来のお話は信濃史料叢書に三種類載っています。とりあえず一番短い物からご紹介します。

*************
信濃史料叢書 15巻 真田御武功記より

高野山からやってきた僧の語る話によると、其の昔九度山にて真田昌幸公がお住いになっていらっしゃった所は広々とした野原となっているそうな。
近所の百姓達が役所へ願い出てその野原を開発しようとした所、開発を計画した者共は悉く祟りにあい妻子を含む一族が死に絶えたそうな。
あまりの恐怖に、それ以降その土地を開発しようと言い出す者は誰一人として現れず、その土地はまた元の野原になったそうな。

****************

この話では祟りがあったというだけで、まだ神様にはなっていません。

2番目の話はまた明日に訳します。

九度山真田祭りへ行って来ました!

5月5日に、玉姫街の和泉様と九度山の真田祭りに行って来ました。

久しぶりに訪れた九度山町は(祭りというだけあって)活気づいていました。
真田家の法要が始まる前に、神様になった昌幸公(の碑)に会いに行こうとしたのですが道に迷い見つけられませんでした。

法要の時間になってしまったので真田庵へ。
小さなお寺なのですが、敷地内で的屋が店を開いていました。

お坊様のお経を聞きながら手を合わせた時に気付きました。
(しまった!数珠忘れた!)
自分の実家の方では法要に数珠を持って行かなくても問題ないのですが、ここは関西です。数珠を持たないというのは非礼にあたります。
心の中でごめんなさいごめんなさいと謝ってひたすらにお経を念じました。

法要の後に、もう一度住宅街へ。記憶を頼りに何度か迷った末にようやく神様になった昌幸公(の碑)に御対面できましたvv

昌幸地主大神


昌幸公が九度山町にて神様になった由来の逸話を和泉様が「真田家御事蹟」の中に発見なされていて、丁寧に教えていただきました(後で現代語訳します)。
碑の前で笑いをかみ殺してお参りをしました。

次に、九度山町へ来た大きな目標の一つ「純米吟醸 真田忍者」を手にいれましたv
実は自分の先祖は真田忍者の一人だったので、どうしてもこの名前のお酒が欲しかったのですvvv
無事に手に入れられてものすごく満足しました。
吾妻郡でもこういう名前のお酒をつくればいいのにねえ。

最後に、武者行列の写真を撮るべくイベント会場に足を運びました。
上田市長さんが真田昌幸の役をやったのですが、それがとても似合っていらっしゃってとても素敵でした。

思わず
「昌幸公!」
「殿!」
「大殿!!」
と叫びながら追いかけて写真を撮らせていただきました。
白馬の昌幸公はとてもとても素敵でしたv

全てのイベントを楽しんだ後に、大阪の難波まで足を伸ばして和泉様と真田トークに花を咲かせましたv
真田家の魅力に話題が尽きる事がありませんでしたvv

朝から晩まで真田尽くしの一日が遅れてとても幸せでしたv
和泉様、お付き合いありがとうございましたvvv
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てるてる

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