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老伴(おいのとも)

三重県松坂市へ松坂城を見に行った時に手に入れたお菓子です。
老伴


天正16年に蒲生氏郷は松坂に城と町を作りました。
その時に蒲生氏の御用菓子屋であった柳家も松坂町へと招かれ、そこに店を構えました。
そこで製作・販売されたのがこの老伴(当時は古瓦という名前でした)。

おそらく蒲生氏郷の茶会などでも相伴されたのでしょう。

最中の皮の中に、飴で固めたような触感の餡子が入っています(説明書きによるとどうやら羊羹らしい)。
カリカリした歯触りの次にサラサラとした舌触りがやってきて、最後の最中のふにょんとした感触が!!
なんとも不思議な口当たりのお菓子でした。

控えめな甘さが口に優しい、まさにお茶のためのお菓子です。

今度は抹茶と一緒に食べたいなあv
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菓子博に行ってきました

ただいま姫路で開催中の菓子博へ和泉さんと大蛇丸さんと行ってきました。

むちゃくちゃ楽しかったですv

ちょっと文章を書く余裕がないので詳細は明日!

真盛豆(しんせいまめ)

本日、3月21日は漫画「へうげもの」第6巻の発売日です。

茶人・古田織部が己の欲望のままに侘び錆びをきわめて行くちょっと珍しい視点から描かれる戦国時代。今回の巻では北野大茶会の様子が描かれています。

と、いうわけで北野大茶会に出されたといわれる菓子「真盛豆(しんせいまめ)」です。
真盛豆 袋


真盛豆

~~~~~~解説~~~~~~~
北野西方寺の開祖「盛久」「盛春」という尼僧がお師匠様の「聖僧 真盛上人」から伝授され作り始めたと伝わっている。
天正15年の北野大茶会の節、秀吉公に
「茶味に適す」
と賞賛された。

また、当時の文化人細川幽斎もこの豆を味わい
「これは面白き苔むす豆」
と評したと言う。

現在は京都市の菓子司「金谷正廣」が製法を受け継ぎ販売している。
良く煎った丹波産黒豆に大豆粉を幾重にも笠ね、青海苔をかけた優雅な味をご賞味いただきたい。

参考文献 真盛豆の袋 新聞のコラム「菓子ひなみ」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~

一つ一つが意外にでかいこの御菓子。
匂いは確かに青海苔。
海苔と餡子ってどうよ???とおそるおそる口に運んでみる。
意外に海苔臭くなく、ほろほろとした餡子と黒豆の香ばしさが素晴らしいバランスで口の中に広がっていく。
決して派手な味ではないが、緑茶と一緒に食べるととてもとてもおいしいv
そしてお腹が膨れる(笑)

きっと抹茶と一緒に食べたらもっともっと美味しいに違いない!

確かにおもてなし向きの一品だと思いました。

ういろ(外郎)

京都東山の名店「五建外郎」の外郎です。

外郎


贈り物にするはずでしたがいろいろあって自分のお腹に入る事になりましたv


~~~~解説~~~~
米粉にもち米と葛・黒砂糖を加え練って蒸し、切り分けた菓子を「外郎(ういろう)」、京都では「ういろ」と呼ぶ。


室町時代に、元の国(現在の中国)から亡命してきたとある一族が「外郎(ういろう)」と名乗った。この「外郎」一族が作る「痰を切り、口臭を消して爽やかにし、胃熱を冷まし頭痛を治す」という丸薬が北条氏綱に献上され戦陣の救急薬として評判になった。
また、この薬は髪の匂いを取るとされ、殿上人の烏帽子の中に、武士の兜の中に入れられるようになり「透頂香(とうちんこう)」と名がついた。

江戸時代になると「透頂香(とうちんこう)」は「外郎」と呼ばれるようになった。
この「外郎」に色が似ていたため、菓子の「外郎」の名前がついたと言われている。

または、薬の「外郎」があまり苦いため口直しとして一緒に売られたのが菓子の「外郎」であり、小田原で薬と菓子の両方の「外郎」が一緒に発展したと言われている。

現在では白を基本として様々な色合い・味わいの「外郎」が開発され、全国で食べられている。

参考文献 菓子ひなみ・京都新聞社  京の和菓子・辻ミチ子・中公新書
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

9種類のいろいろな味の外郎を食べ比べvv
まったりもちもちした食感に柔らかな甘味がたまりませんvv

一番歴史の深いだろう黒糖の外郎は米の甘さが黒糖に負けてしまってちょっとクドイ味。
米の甘さが引き立つ白が一番美味しいかもしれません。
抹茶や小豆も米との相性が抜群v 食べ終わった後の爽やかさがたまりませんvvv

味が難しいのが梅。本当~~~~~~に仄かな風味なので、お茶で口を潤した後で全身全霊をかけて感じ取らないと梅の風味がわかりません。
これ食べて一口で梅とわかる人は相当舌が良いですよ!

北条家の武士団の頭には黒い丸薬が、懐にはお菓子の外郎が入っていたのかと思うとちょっとほのぼのします(微笑)

蒸し羊羹

妙心寺 大法院で頂いた蒸し羊羹です。
蒸し羊羹


ういろうのような食感にやさしい小豆の風味。甘く煮た栗がたまらなくおいしいですv

~解説~~~~~~~~~~~~~~~
万葉の時代に羊羹とは熱い吸い物の事を言ったが、時代が下るにつれて具のみが独立し、点心と化した。
室町時代後期に入ると羊羹は料理の一品に、もしくは茶の湯の菓子として作られるようになる。
慶長8年(1603)刊の「日葡辞書」によると
『羊羹・・・豆に粗糖を混ぜてこねて作った菓子」
と記載されている。

室町時代から江戸時代初期の羊羹は蒸し羊羹であったといわれている。
現代のような練羊羹が現われるのは1800年頃からというのが定説である。

しかし、京都では安土桃山時代から江戸時代の初期に練羊羹が誕生したと言われている。
天正17年に岡本善右衛門が赤い色の蒸し羊羹を発明した。
「紅ようかん」と名付けられたそれが秀吉の茶会の引き出物となり有名となった。

さらに伏見でテングサから寒天が作られ始め、岡本善右衛門は寒天を利用した練羊羹を慶長4年(1599)に試作したという伝説がある。
伝説を裏付ける史料は何もないが、否定する材料もない。


現在、蒸し羊羹は「丁稚羊羹」の名で親しまれている。
信長・秀吉の時代の茶会を想像しながら味を楽しむのもまた一興である。
万葉の時代に羊羹とは熱い吸い物の事を言ったが、時代が下るにつれて具のみが独立し、点心と化した。
室町時代後期に入ると羊羹は料理の一品に、もしくは茶の湯の菓子として作られるようになる。
慶長8年(1603)刊の「日葡辞書」によると
『羊羹・・・豆に粗糖を混ぜてこねて作った菓子」
と記載されている。

室町時代から江戸時代初期の羊羹は蒸し羊羹であったといわれている。
現代のような練羊羹が現われるのは1800年頃からというのが定説である。

しかし、京都では安土桃山時代から江戸時代の初期に練羊羹が誕生したと言われている。
天正17年に岡本善右衛門が赤い色の蒸し羊羹を発明した。
「紅ようかん」と名付けられたそれが秀吉の茶会の引き出物となり有名となった。

さらに伏見でテングサから寒天が作られ始め、岡本善右衛門は寒天を利用した練羊羹を慶長4年(1599)に試作したという伝説がある。
伝説を裏付ける史料は何もないが、否定する材料もない。


現在、蒸し羊羹は「丁稚羊羹」の名で親しまれている。
信長・秀吉の時代の茶会を想像しながら味を楽しむのもまた一興である。

参考文献  京の和菓子 辻ミチ子著
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

というわけでして、蒸し羊羹ならば昌幸公の口に入った可能性があるのです。

練羊羹はもしかしたら晩年の信幸兄さんが食べていたかもしれませんね。

天野酒

西條合資会社 天野酒HPより引用
~~~~~~~~~~~~~~~
室町時代の金剛寺僧房酒製法を再現した復刻酒

太閤秀吉にも愛されたびたび使者が訪れ買い求めたと
伝えられる銘酒が現代によみがえりました。
現代の清酒とは全く異なる、琥珀色をしたお酒は超濃厚甘口。
歴史とロマンを味わえるそんなお酒です。

「天野比類無シ」と呼ばれた当時の製法そのままに
復刻酒の趣を生かした専用瓶に詰めてお届けします

室町~戦国時代当時の製法をできる限り忠実に再現した復刻酒です。濃厚な薫りと甘みで歴史ロマンに浸れること請け合いです!
~~~~~~~~~~~~~~

天野酒 中身
天野酒 中身


ふふふふふ。買ってしまいましたv
秀吉が愛飲したという室町時代の製法を再現した銘酒「天野酒」ですvv
ひょっとしたら、昌幸公や信繁公も口にしたかもしれません。
運が良ければ信幸公も飲めたかもしれません。

まだ飲んでないので味の感想は書けません。
このお酒は、今度開催される「真田サバト」(笑)にて、尊敬する史料読みの先輩方と飲んできますvvv

どんな味なのか、非常に楽しみですvvv

笹団子

佐渡島出身の知り合いから笹団子を頂きましたv
笹団子


本物の笹でくるんで藁でしばってあるんですよvvv
この藁の部分を腰につけてぶら下げる事もできるんです。
昔の人が考えた技術って素晴らしい!

こういうのを見ると、自分が実家で藁の扱いを教わってこなかったことが悔やまれます。
注連縄とか、草履の編み方とか、ちゃんと覚えておけば良かったな~。

笹団子の中身は蓬団子でした。
笹団子中身

お団子から蓬の香りと笹の香りが漂ってきて、すごくさわやか。
搗き立てのお餅のような柔らかさでした。
中の餡子があっさりしていて、笹の香りを引き立ててくれます。

ところで笹団子を初めて考案したのは上杉謙信だという話は本当なのでしょうか??

蕨餅(わらびもち)

蕨餅に関するコラムが新聞に掲載されたのは3月の始めの頃でした。
その頃、私の中には
『蕨餅=夏の菓子』
という自分で勝手に作り上げた常識がこびりついておりまして、わざわざ旬の時期を逃してしまったのです!

待ちました。一年、旬の蕨餅が出まわるのを待ちましたとも!!

春が旬の和菓子『蕨餅(わらびもち)』です。
花月の蕨餅

~~~~解説~~~~
冬、ワラビの根っ子を掘りそこからワラビ粉を取り出す。そのワラビ粉で春に餅を作る。
ワラビ粉と砂糖を炊き上げて練った粉で漉し餡を包み黄な粉をまぶすのが一般的。
良く練ると一層粘りに力がでる。
その粘りは傘や提灯を張るのに使われたこともあるそうな。
本物のワラビ粉は既に江戸時代から手に入りにくくなっているのに、ぷるるんとくる、弾力のある舌触りは本物でしか味わえないと来ている。
3月頃の逸品と言えよう。

参考文献 新聞のコラム「菓子ひなみ」 「京の和菓子 辻ミチ子 中公新書」
~~~~

写真は菓子匠「花月」の蕨餅。ここの蕨餅はワラビ粉のみ使用しているというのが最大のセールスポイントなのです。

口に含むと、餅がぷるぷる震えます。
ツルッとペタッの中間くらいの舌触り。口の中でモッタリしているかと思えばススススっと喉を落ちてしまう。
暖かいような、涼しいような、不思議な甘さ。
中に包まれている餡子は餅の甘みを邪魔しない程度の甘さで素晴らしくバランスが取れている。餡子の舌触りがまた絶品。
漉し餡が口の中でさらさらと溶けていく。

一年、待ったかいがありました!
幸せを凝縮したひと時を過ごせました。

引千切(ひっちぎり)

明日は3月3日、桃の節句です。
引千切


写真は京都のひな祭りに欠かせない和菓子「引千切」です。

~~~解説~~~

京都の公家社会では子供がいる場合、3月3日に戴餅(いただきもち)を婿方やお祝い返しに配る風習がありました。

戴餅とは子供の幸福を願う公家社会の儀式で、子供が生まれてから五歳までの間にお餅を背負わせたり食べさせたり配ったりして子供の成長を祝うものでした。

この戴餅にちなんで雛祭りに作られたのが「引千切」です。
器の役目を果たす餅を杓子形につくり、柄を引っ張って引きちぎったままの形に残します。
杓子形のくぼみには白味噌やきんとんや餡子をのせます。

材料はどんな物を使っても良いので、菓子職人達は色目に対するセンスで勝負をしているそうです。

参考文献 「京の和菓子 辻ミチ子 中公新書」 菓子匠花月のパンフレット
~~~~

ちなみに「雛遊び」が一般人にも浸透し定着したのは江戸時代になってからだそうです。
それまでは京都のごく狭い地域で公家達がほのぼのと食べていたのでしょうね。
武田信玄の正室「三条の方」もお祝いの時に食べていたかもしれません。

今回食べた引千切は器が蓬餅。乗せているのは白餡に色をつけた物でした。
白餡の味を邪魔しないように蓬の香りが控えめになっていて、味のバランスが素晴らしい。
後味もすっきりしていて口の中から餡が消えてしまうのが悲しくなってしまうくらいおいしいお菓子でした。

酒饅頭

もう2月も終わりに近づいたというのにちっとも寒くなりませんね。
気分だけでも冬を味わおうと、冬の和菓子の代表とも言える酒饅頭を買ってきました。
松尾大社の酒饅頭


~~~解説~~~
酒饅頭の製法が中国から日本へ伝わったのは鎌倉時代の初期と言われています。
一説によると仁治2年(1241)、博多に滞在中だった聖一国師という僧が茶屋の栗波吉右衛門に、宋で習得した饅頭の製法を教えたといいます。これが酒饅頭の作り方だったそうです。

酒饅頭はもち米と麹と水を混ぜ合わせて醗酵させた汁を小麦粉に混ぜ、出来た生地を寝かせてさらに醗酵させることによって膨らました所を蒸すのだそうです。

麹菌の醗酵に最も適した季節は寒い冬。
そのため、酒饅頭は冬が旬の和菓子なのです。

昔は行商の饅頭売りが売っていたそうなのですが、現在では老舗が季節限定で作る高級和菓子へと変化しました。

作りたての蒸かしたてを食べるのが一番おいしいのですが、冷めたお饅頭を家で蒸かし直すものまた美味しいものです。

参考文献 「京の和菓子 辻ミチ子 中公新書」「とらやのホームページ 歴史上の人物と和菓子」 「京菓子司 松楽のパンフレット」

~~~~

今回、数ある酒饅頭の中で「京菓子司 松楽の酒まん」を選んだ訳。
それは松楽が松尾大社の前にあるからです。

松尾大社は「GOD OF SAKE」全国の酒の神様なのです。
(「SAKE(日本酒)」は世界標準語なのだそうです)
なんでも松尾大社の中にある「亀の井」の水を使うと腐らない酒が出来るそうな。

そんな水を使った酒饅頭はどんな味なのか、期待して買いに行ったのですが、残念ながら出来たては売っていませんでした。

しかたないので土産ものとして真空パックで保存された6個セットを買って帰りました。

うん。お土産としては良いものだと思います。
ほんのりお酒の香りもするし、生地もある程度しっとりしています。
なにより日持ちするし。

出来たてをその場で食べて見たかったな(涙)
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